飛騨地方は、古生代から新生代までのほとんどの地層が露出している、たいへん珍しい地域です。日本最古の化石や最新の深成岩が発見されるなど、飛騨の歴史の中には列島の歴史が凝縮されているともいえるでしょう。
当館は、岐阜県と北陸三県の境界から産出する化石・岩石を主に、新種化石7点を含む約13,000点を収蔵しています。中でも、手取層群産出アンモナイト・ベレムナイト化石の収蔵数は日本一です。
大自然が現在のような姿になるまでの、人類を含むすべての生命が果たしてきた役割を、化石を通して紹介しています。
クラドコーナス(床板サンゴ亜種の一種)
パキディスカス
(アンモナイト亜種の
一種)
カガリュウ(実物大復元模型)