企画展「國領寿人の世界」平成30年2月27日(火)~5月17日(木)

休館日
毎週水曜日(2/28・3/21・5/2は開館)

 國領寿人は昭和14年、京都五条坂に生まれました。学生時代、陶芸家の父より青磁、染付、赤絵などの手ほどきを受け、二十代前半に富本憲吉に師事、最後の弟子として陶芸の道に専心しました。
國領の茶道具、花器、器は古典を踏襲しながらもその作風は徐々に変化し、独自の作品を生み出しました。特に皿、鉢、茶碗といった実際に食卓で使う器作りへの想いは、その後の作陶における根源的なテーマとなったのです。
 「陶器のための陶器作りではなく、もっと生きることに繋がるような作陶の意味を考え始めた。」
 本展では、陶芸家・國領寿人のオリジナリティ豊かで滋味あふれる陶芸作品約150点、絵画約20点をご覧いただきます。

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