企画展 「木村盛康作陶展」平成26年9月21日(日)~12月9日(火)

 室町時代、茶碗は天目とよばれるすり鉢形のものと、茶碗とよばれる椀形ものとに区別されていました。武家貴族が書院で用いたのはもっぱら天目で、中でも耀変天目は最上級に位置づけられていました。漆黒の釉一面に星のように浮かぶ斑紋は、光を受けると青の濃淡が際立ち、茶碗の中に宇宙が広がっているかのようです。また油滴天目は、黒釉地全体を水に喩えるとそこに油の滴が無数に浮いているようで、夜空を埋め尽くす星にも見えます。
 本展では、現代における耀変天目茶碗の第一人者 木村盛康氏の作品43点をご覧いただきます。

出品目録

作品名
天目宙花入
天目宙方壷
天目釉方壷 
天目黄山扁壷
天目極星扁壷
禾目碧天目皿
赫天目別雷大皿
禾目碧天目方壷
赫天目別雷方壷
天空大皿
天目宙大皿
天空香炉
天空花入
天空方壷
天空香炉
天空花入
天目極星方壷
天目蒼空方壷
天目宙深鉢
天目宙器
天目宙鉢 
天目アンドロメダ器
赫天目別雷器
天目宙器
天目アンドロメダ器
天目宙茶盌
窯変禾目天目茶盌
天空蒼空茶盌
天空茶盌
松樹天目茶盌
天目アンドロメダ茶盌
天目宙茶盌
天目アンドロメダ茶盌
天空茶盌
天目禊茶盌
赫天目別雷茶盌
天空茶盌
窯変油滴天目茶盌
天目黄山茶盌
天目黄山茶盌
松樹天目壷
天目宙花入
天目アンドロメダ水指

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