シルクロードは、アジアの内陸部を横断してヨーロッパに通じる古代の東西通商道路です。様々な文物・文化が行き来し、商品だけでなく技術や思想も交流して繁栄を遂げました。この古代の道は紀元前2世紀末頃から発達し、中世以後はイスラム商人による南海航路の開発によって衰退しました。
世界史の背骨とも言われるシルクロードは、古代の東洋と西洋をつないだ幹線の道を示すのみならず、東西文化の交流を象徴する言葉として今日まで親しまれてきました。特別展ではこうした文化交流の歴史をわかりやすく紹介して参ります。
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